日本秘湯を守る会の会員宿で秘湯めぐり 【るるぶトラベル】

あなただけの温泉宿、見つけにいきませんか?

日本秘湯を守る会 代表理事 佐藤好億 福島県二岐温泉 大丸あすなろ荘館主

1975年 日本秘湯を守る会創設メンバー。設立時に副会長に就任。 1984年 日本秘湯を守る会の会長に就任。2014年 日本秘湯を守る会の名誉会長に就任し、現在に至る。

日本秘湯を守る会とるるぶトラベルの連携開始にあたって

1975年(昭和50年)発足以来、日本秘湯を守る会の会員宿にお泊りいただき、ひとつひとつの宿に激励の言葉をいただいたたくさんのお客様に心より感謝いたします。

さてこの度、私ども日本秘湯を守る会は(株)ジェイティービーと業務提携を行い、るるぶトラベルで日本秘湯を守る会の公式WEBプランが予約できるようにいたしました。これまでも、るるぶトラベルで会員宿の予約が可能でしたが、今回の業務提携を機会に、公式WEBプランに限りるるぶトラベルでの予約についてもスタンプ帳の押印サービスをご利用できるようにいたしました。ぜひ、るるぶトラベル会員の皆様に、私ども会員宿に足をお運びいただければと思います。
昭和40年代当初私どものような山の湯宿というのは、陸の孤島でかろうじて湯の明かりをともしていた登山基地か、湯治場でした。深山ふかく分け入る山道は車も通れない。時間もかかる。当時は辺境にある一軒宿など「世間から辺鄙(へんぴ)で古臭い」と敬遠されました。
苦渋の果てに出会ったのが故岩木一二三氏(朝日旅行会創業社長)でした。岩木社長は小さな一軒一軒の秘湯の宿も「みなさんはパートナーです。」と会の設立を後押ししてくださいました。
秘湯の宿として生き残りをかけて全国を行脚し、加盟宿を必死で集め、最終的に33軒で立ち上げたのが日本秘湯を守る会の始まりです。
今や当時が嘘のように、会創設後、宿への道も交通事情も格段によくなりました。インターネットの普及により、世界の方々に情報発信することもできるようになりました。それとともに「秘湯」が旅先を選ぶ大きな条件にあげられるようになりました。時代は常に変貌してゆきます。交通網や旅の選択肢も増え、より高速化し、旅人が好む宿の設備も料理も付加価値や流行の温泉地も恒久的に変化しつづけるでしょう。その中で変わらない何かがあるとすれば、それは「旅をしたい」という人間回帰や自然回帰への本能にも似た心の叫びであり、たとえ旅の目的が異なっても、その旅先の止まり木には宿がありつづけるだろうということです。
日本人の求める原風景や心のふるさと、いつでも素直な心を取りもどし安らぐ空間へと帰れる場所を失うことなく守ってゆくこと、元気になって社会へ日常に戻ってゆける湯宿を守ること、それが「秘湯を守る」ことに繋がっていく。
秘湯がこれまで生き続けることができた理由は、「旅人の心に添う、秘湯はひとなり」という言葉のとおり、秘湯の宿の心根を大切にして、一軒一軒の宿が、一期一会の旅人の人生の糧になりたいという思いを持ちながら旅人を迎えてきたからといえます。

「秘湯」とは、かけがえのない「人から人へ」の絆の架け橋なのではないかとわれわれは思っています。旅びとの想いに寄り添い、秘湯の地にしっかりと根をはれる宿びと。厳しい環境条件であろうとも、山奥やふるさとに誇りをもち、自然を守り日本の原風景を守ってゆくこと。そのための勉強会や交流の場がこの会の活動の根幹を支えています。未来へむけて、温泉という日本遺産を大切に守り地球環境を守ってゆける地域づくりに尽力できる、その核となる志ある後継者を全国へ会の輪を広げながら創っていきたいと考えています。

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